「アジア最大の遊園地」の夢かなわず、15年間放置された未完成の施設が取り壊し=記念撮影の人殺到―北京市

Record China    2013年5月10日(金) 0時6分

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7日、中国・北京市昌平区にある廃墟と化した未完成の遊園地の取り壊しが行われていた。同施設はアジア最大の遊園地を目指し、1990年代半ばから建設が始められた。ところが、1998年に建設が中止となり、現在に至るまで再開されることはなかった。

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2013年5月7日、中国・北京市昌平区にある廃墟と化した未完成の遊園地の取り壊しが行われていた。新京報が伝えた。

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同施設はアジア最大の遊園地を目指し、1990年代半ばから建設が始められた。ところが、1998年に建設が中止となり、現在に至るまで工事が再開されることはなかった。建設の中止に関して関連企業の責任者は、「1998年の洪水後、政府は林業用地を保護する政策を打ち出した。同遊園地の建設地の多くが林業用地だったため、建設を中止することとなった」と説明している。

同遊園地は完成することはなかったが、おとぎ話の中に登場するようなお城が人気を呼び、多くのカメラ愛好家が撮影に足を運んだ。そのため、取り壊しが伝えられると、多くの人が最後の記念撮影に訪れた。取り壊しは4月20日から始められたが、最初の数日間は多くの人が撮影に来ていたという。

遊園地の取り壊しは間もなく終わる予定。取り壊し後は、大型のショッピングセンターを建設する計画があると関連企業の責任者は明かしている。(翻訳・編集/内山

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