亀裂生じる英中関係、対英投資にも影響―英メディア

Record China    2013年5月10日(金) 15時14分

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7日、ダライ・ラマの英国訪問が中国と英国の外交関係に亀裂を生じさせるきっかけとなり、中国の英国に対する巨額の長期投資にも影響が生じている。資料写真。

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2013年5月7日、デイリー・テレグラフによると、ダライ・ラマの英国訪問が中国と英国の外交関係に亀裂を生じさせるきっかけとなり、中国から英国に対する巨額の長期投資にも影響が生じている。BBC中国語サイトが伝えた。

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英中関係の悪化は英キャメロン首相が2012年にチベットのダライ・ラマ14世と会談したことをきっかけとしており、これが原因となって中国の政府系ファンド・中国投資有限責任公司による英国のインフラ建設への長期的な巨額の投資計画に変更が生じている。中国政府は関係修復へ向けて英国側が適切な対応をすべきであり、「そうしなければ両国関係は正常なものにはならない」との姿勢を示している。

中国は英国のインフラ建設に積極的に関わりたいという意志を持っているものの、投資を行うには良好な関係が不可欠だと消息筋は語っており、英国で進められている高速道路建設や核開発投資計画は中国からの資金が得られない可能性が高いという。

また、英国政府が中国人旅行者やビジネスマンに対するビザ発給に厳しい規定を課していることも中国政府の不満の原因となっている。フランスなど他のEU諸国と比べて、英国は中国人へのビザ発給を厳しく規制している。(翻訳・編集/岡田)

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