“国産”ブランド力に期待!老舗ブランドの“大白兎”がジャンルを超えた挑戦で大ヒット

フライメディア    2019年6月21日(金) 1時30分

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レトロ感あふれるウサギのパッケージでおなじみ、中国で老若男女に愛されるミルクキャンディー「大白兔」が、5月29日、上海のショッピングモール内に期間限定(5月29日~8月18日)でドリンク店をオープンした。

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レトロ感あふれるウサギのパッケージでおなじみ、中国で老若男女に愛されるロングセラーのミルクキャンディー「大白兎[女乃]糖(略して大白兔/ダー・バイ・トゥー)」が、5月29日、上海のショッピングモール内に期間限定(5月29日~8月18日)でドリンク(ミルクティー)店をオープンし、多くのファンが殺到している。

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「大白兎」は1959年から続く老舗ブランドで、中国では知らない人はいないと言えるほど知名度の高い国民的キャンディー。多くの中国人の子供時代の思い出とともに年を重ねて来たブランドで、昨年には化粧品ブランドとコラボしたリップクリームを発売し、SNSをにぎわせ、ネットユーザーの間でも大きな話題となった。

60周年を迎えた今年、全国を巡回する「60周年展」というポップアップストアを展開しているほか、フレグランスやボディシャンプー、ハンドクリームなどの商品も発売している。

この「大白兎」がショッピングモール「Lu One凱徳晶萃広場」の3Fにオープンしたのが、大白兎[女乃]茶店(大白兎ミルクティー店)。台湾発ドリンクスタンドの「快楽檸檬(ハッピーレモン)」とタイアップし、現在、全5種類のドリンクを販売。

当初、「大白兎」ミルクキャンディーをイメージしたミルクティーを飲んでみたいという多くの人で、長蛇の列ができたが、あまりの人気ぶりに現在では、指定時間内に購入できるチケットバンドを最初に受け取るシステムになっている。

もちろん発行数が限られているので、ドリンクをゲットするためには、まずいち早くこれを受け取るために行列し、運良く受け取れた後は、指定時間にもう一度購入するために行列、という2度の行列をクリアすることになる。

ドリンクは、1杯19元~25元(約310円~410円)。1人2杯までの購入制限がある。なかなか入手できないので、黄牛(ダフ屋・闇屋)が出ていて、1杯100元~200元(約1650円~3300円)で取引されていると言ううわさもある。

一方で、ようやく入手できても、「期待はずれで、味は普通のミルクティーと変わらない?」「ミルクキャンディーの味がしない」という辛口コメントが中国最大の口コミサイト「大衆点評」にあがっている。それでも毎日、行列をつくっている消費者が求めているは、味ではなく、「大白兎」へのノスタルジックな想いからだというコメントもある。

ミルクティー店と隣接するグッズ・ショップでは、オリジナルのクリアファイル、トートバッグやクッションなどを販売。トートバッグは発売と同時に完売し、現在も未入荷でレア・アイテムとなっている。

ジャンルを超え、伝統と時代の流行を融合させた今回の出店は、老舗ブランドの革新的挑戦としても注目を集めている。(提供/フライメディア)

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※株式会社フライメディアは、映像制作を中心に、海外、主に中国、台湾、香港のリサーチ、撮影コーディネーションサービスをご提供している会社です。 本日御紹介した「大白兎ミルクティー」関連についてもっと知りたい方は、是非弊社のホームページをご覧頂き、お問い合わせください。

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