俳優チアン・ウーが初カンヌに挑戦!兄チアン・ウェンの「胸を借りる」―中国

Record China    2013年5月15日(水) 16時54分

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月14日、初めてカンヌ映画祭に挑むことになった中国の俳優チアン・ウーが、大舞台への意気込みを語った。写真はチアン・ウー。

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2013年5月14日、初めてカンヌ映画祭に挑むことになった中国の俳優チアン・ウー(姜武)が、大舞台への意気込みを語った。新快報が伝えた。

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今月15日(現地時間)に開幕する第66回カンヌ国際映画祭では、ジャ・ジャンクー(賈樟柯)監督の「天注定」が中国語映画として唯一、コンペティション部門にノミネートされている。同作の主演は、演技派俳優として映画やドラマで活躍するチアン・ウー。「鬼が来た」「さらば復讐の狼たちよ」などの監督としても知られる名優チアン・ウェン(姜文)の実弟だ。

ジャ・ジャンクー監督は「長江哀歌(エレジー)」で、第63回ベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞。欧州の映画祭に強い監督として知られ、今回もパルム・ドール獲得が期待されている。「天注定」で初めてカンヌ入りを果たすチアン・ウーだが、実はカンヌと深い縁があるという。自身の出演作で、カンヌに出品された「鬼が来た」と「活きる」はいずれも賞を獲得している。このためジャ監督に、「僕はカンヌのラッキーボーイだから期待してほしい」と話しているとか。チアン・ウー自身が男優賞を獲得するより、作品がパルム・ドールに輝くほうが念願だと語っている。

兄チアン・ウェンは、中国を代表する名優・名監督として国際的に評価も高く、カンヌの常連となっている。そんな兄と比較されることは、チアン・ウェンにとって苦痛ではなく、幸せなことだという。メディアの書き立てる記事を見ても、兄弟仲に亀裂が入る可能性は「考えられない」と語っている。今回の初カンヌを、誰よりも喜んでくれたのが兄。さっそく現地のおいしいレストランを紹介してくれたという。(翻訳・編集/Mathilda

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