Record China 2013年5月17日(金) 7時31分
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15日、華字紙・日本新華僑報の蒋豊編集長は、日本の「外国人技能実習生制度」が中国人を引きつけている理由を説明した。写真は岩手県大船渡市の水産加工会社で働く中国人実習生。
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2013年5月15日、華字紙・日本新華僑報の蒋豊(ジアン・フォン)編集長は中国新聞網の取材を受けて、日本の「外国人技能実習生制度」が多くの中国人を引きつけている理由を説明した。
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「もし3年間実習生を続けて、すべてが順調であれば、20万元(約320万円)を持って帰国することができる」と蒋編集長。日本政府はこのほど、「外国人研修生制度」の見直しを図り、「外国人技能実習生制度」と改名。新制度では、来日後2カ月の研修を修了した実習生は給料を受け取ることが可能になった。
蒋編集長によると、来日する中国人実習生の多くが農村部出身の若者だという。特殊な生産技術を持たない彼らにとって、日本の月収の多さは最大の魅力だ。実際に「1人が出国すれば家族全員が豊かになり、多くが出国すれば村全体が豊かになる」という言い方もあるほど。
中国商務部国際貿易経済協力研究院の梅新育(メイ・シンユー)研究員は、「実習生制度の魅力は日本と中国の賃金格差にある。このため、経済発展地域に住む中国人はそれほど大きな賃金格差を感じないかもしれない。ただ単に労働力の輸出として考えるのであれば、農村部の若者にとって日本で実習生として働くことは大きな魅力だ」と説明。「中国政府としては、実習生はただ働くだけでなく、日本の技術をしっかり学んで、日本人との人間関係を築いてもらいたい。それが今後の経済発展にとって大きなプラスとなるだろう」と語った。(翻訳・編集/本郷)
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