肥満に対する偏見は4歳から―英研究

Record China    2013年5月18日(土) 14時57分

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16日、英国立リーズ大学の研究員の調査結果によると、子供は4歳の時から太った人に対する偏見を持っており、ほとんどの幼児が太っている人とは友達になりたくないと考えていることが分かった。写真はダイエットに励む中国の児童。

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2013年5月16日、環球時報によると、英紙デイリー・メールは14日、英国立リーズ大学の研究員の調査結果を掲載。同調査では、子供は4歳の時から太った人に対する偏見を持っており、ほとんどの幼児が太っている人とは友達になりたくないと考えていることが分かった。

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同調査では、3パターンの童話を用いて、4〜6歳の幼児計126人を対象に調査を実施。各童話のストーリーは同じであるものの、主人公「アルフィー」の姿が、▽一般的な体型の男の子▽肥満の男の子▽障害を持った男の子、と異なっていた。すると、回答した幼児に最も人気がなかったのが「肥満のアルフィー」で、同パターンの童話を読んだ幼児43人のうち、アルフィーと「友達になりたい」と答えたのは1人だけだった。一方、一般的な体型のアルフィーと障害を持つアルフィーと友達になることには迷いを示さなかった。

同大学のある教授は、「男児と女児、どちらも太っているキャラクターを好まない」理由について、「子供たちは両親や太っている人をからかうテレビ番組を見て、肥満に対する偏見を持つようになる」と分析。肥満の子供を持つ保護者も、「子供は5歳の時にはすでに社会から孤立し出した」と指摘している。(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/内山

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