闘牛王が病死、飼い主は大々的に葬儀=130人余が別れを惜しむ―貴州省

Record China    2013年5月21日(火) 22時50分

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20日、中国・貴州省黔東南ミャオ族トン族自治州雷山県の闘牛王が先般病死し、村では大々的な葬儀がとり行われた。

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2013年5月20日、中国・貴州省黔東南ミャオ族トン族自治州雷山県の闘牛王が先般病死し、村では大々的な葬儀がとり行われた。貴州都市報(電子版)が伝えた。

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牛は28歳で、今までに同自治州のほか、黔南プイ族ミャオ族自治州や銅仁市の大会に参加し、11度も優勝。20回あまりも表彰された。生涯で13万元(約210万円)の賞金を稼ぎ、2009年に引退。「牛王」や「雷公王」、「雷公山牛王」などの称号をあたえられ、人々に親しまれていた。

牛は病気により今月17日に死んだ。その後19日に葬儀が行われ、参加した130人余の人は闘牛王との別れを惜しみ、多くの人が涙していた。現地の人がここまで牛の死を悲しむ理由について専門家は、「ミャオ族は農耕民族で、水牛は彼らにとって非常に大切な存在。長い時間共に暮らしている関係で、牛を家族の一員とみる人も珍しくない。今回の大々的な葬儀も、ミャオ族が牛に対する深い情や生命に対する畏敬の念がみてとれる」と話している。(翻訳・編集/内山

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