韓国紙「原爆投下は天罰」の主張に日本反発、在韓日本大使館が抗議―中国メディア

Record China    2013年5月23日(木) 23時50分

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韓国紙「中央日報」が、日本の広島と長崎への原爆投下は「神の懲罰だ」とする記事を掲載し、日本の反発を招いた。在韓国日本大使館は22日、同紙に抗議を申し入れた。写真は広島平和記念公園。

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2013年5月20日、韓国紙「中央日報」が第二次世界大戦の際、米国が日本の広島と長崎に原爆を投下したのは、「日本への神の懲罰だ」とする記事を掲載し、日本の反発を招いた。在韓国日本大使館は22日、同紙に抗議を申し入れた。環球時報(電子版)・環球網が伝えた。

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日本紙「産経新聞」22日付の記事によると、「中央日報」は20日付で、安倍晋三首相が東日本大震災の被災地視察期間中に航空自衛隊松島基地(宮城県)を訪問した際、操縦席に座った空自機の番号が「731」だったことを取り上げ、「まさしくその番号は旧日本陸軍の細菌兵器研究部隊の番号と同じである」と指摘し、安倍首相のこの行動から、「戦争に対する日本の反省が足りないことがわかる」と非難した。

「中央日報」はまた、大規模な空襲や原爆投下は「神によるむごい罰」であるとしたうえで、ドイツのドレスデンへの空襲は「ユダヤ人の復讐」であり、広島と長崎への原爆投下は、「日本の軍国主義に対するアジア人の復讐」であると主張した。

「産経新聞」は、同紙が「これらの出来事が侵略国を変え、更には歴史を変えた」との見方を示したことについて、「(そのような主張は)非戦闘員への無警告かつ無差別の大規模な襲撃を支持するものだ」と指摘した。

さらに、「中央日報」は「日本への爆撃がまだ足りないと判断するのもまた、神の自由である」と記事を締めくくり、日本への軍事攻撃を肯定する立場を示した。

同記事を執筆した論説員は過去に「韓国言論賞」を受賞した経歴もあり、韓国の新聞業界でも最も優秀なジャーナリストの一人との呼び名も高い人物だという。(翻訳・編集/XC)

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