抗日ドラマ量産の原因は反日感情、海外メディアが分析

Record China    2013年5月28日(火) 11時26分

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27日、中国では昨年200本の抗日ドラマが製作され、絶え間なく放送されることで、一般市民の反日感情があおられている。写真は中国の抗日ドラマ撮影現場。

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2013年5月27日、環球時報(電子版)によると、ロイター通信はこのほど「抗日ドラマ反日感情をあおる」と題する記事を掲載し、中国では昨年200本の抗日ドラマが製作され、絶え間なく放送されることで、一般市民の反日感情があおられていると伝えた。

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それによると、あるスタントマンは「死ぬ」ことに頼って生きているという。彼はさまざまな抗日ドラマで死ぬ日本兵ばかり演じており、時には1日に31回も「死んだ」ことがあった。彼のような俳優がくり返し死ぬシーンを演じることで、視聴者は日本による野蛮な侵略の過去を思い起こすという。

日本の外交専門家によると、中国では昨年200本以上の抗日ドラマが撮影された。尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権問題を巡る日中対立は、火に油を注ぐことに。市民の敵意をますますあおる結果になったが、ある俳優いわく政治的な要素は薄く「もともと人々が好む題材」だという。抗日ドラマは当局の検閲制度もクリアしやすい。中国市民は毎晩この類のドラマに踊らされているのだ。(翻訳・編集/AA)

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