<北朝鮮の中国漁船拿捕>海上の境界線、公式文書で確認されず―中国紙

Record China    2013年5月28日(火) 8時51分

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27日、黄海上で中国漁船が北朝鮮に拿捕された問題で、海上の境界線が両国の公式文書で確認されていないため、漁民たちは“グレーゾーン”を突いて漁に出ているとみられる。写真は問題海域の漁船。

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2013年5月27日、京華時報によると、黄海上で中国漁船が北朝鮮に拿捕された問題で、海上の境界線が両国の公式文書で確認されていないため、漁民たちは“グレーゾーン”を突いて漁に出ているとみられる。

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それによると、中国の巻き網漁船は春と秋のシーズン中、グレーゾーンを狙って出漁。北朝鮮による拿捕の危機にさらされながら漁をしているという。中国遼寧省大連市の船主は、東経124度が中朝の境界線だと強調。しかし、同境界線に対する疑問の声は絶えることがない。中朝両国の複数の専門家は、両政府の公的文書で境界線は確認されていないと指摘。経済水域の範囲なども漁民に伝わっていないとしている。

漁民の記憶によると、1990年代に同省丹東市で開かれた当局主催の漁民教育大会で、入国管理関係者が「境界は東経124度00分だ」と強調した。北朝鮮側は今回の拿捕地点が「東経123度22分」と説明しているという。(翻訳・編集/AA)

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