Record China 2019年7月5日(金) 19時30分
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5日、騰訊体育は、ACLで韓国勢が「全滅」し、国内のサッカー選手権大会でも下部クラブが勝ち残る「異常事態」に、韓国国内から「韓国サッカーは冬の時代に入った」との嘆きの声が出ていると報じた。写真はソウルワールドカップ競技場。
2019年7月5日、騰訊体育は、ACLで韓国勢が「全滅」し、国内のサッカー選手権大会でも下部クラブが勝ち残る「異常事態」に、韓国国内から「韓国サッカーは冬の時代に入った」との嘆きの声が出ていると報じた。
ACLは現在決勝トーナメント1回戦が行われているが、トーナメントに進出した韓国の全北現代と蔚山現代はそれぞれ上海上港と浦和レッズに敗れて敗退が決定しており、韓国勢は早々に全滅となった。
記事は、現在開催中の大韓サッカー協会カップで準々決勝が終わり、水原三星、尚州尚武、大田コレイル、華城FCがベスト4に進出したと紹介。この中でトップリーグのKリーグ1に所属するのは水原三星と尚州尚武で、尚州は兵役中の兵士からなるクラブで好成績を挙げてもACL出場が認められないとしたほか、残りの大田コレイルは3部相当のナショナルリーグ、華城FCに至っては4部相当のKリーグ3所属という顔ぶれになったとしている。
そして、トップリーグのクラブが下部クラブに相次いで敗れる状況に韓国メディアからは「もはや誰がプロで誰がアマチュアか分からない。韓国サッカーリーグのレベルを疑わせる状況であり、大いに失望した」と厳しい評価が下され、ACLでの全滅と合わせて「今や韓国サッカーは冬の時代に入った」と報じられたことを伝えた。
韓国メディアはこの状況に至った要因として、代表クラスの選手とそうでないトップリーグ所属選手たちのレベル差が大きいこと、クラブ間の競争意識が不足していることなどを挙げている。(翻訳・編集/川尻)
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