2013年5月27日、中国の人気女性歌手フェイ・ウォン（王菲）が、自身の設立したチャリティー基金会のパーティーで、口唇裂症で生まれた愛娘の術後の様子を初公開した。星島日報が伝えた。

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中国の俳優リー・ヤーポン（李亜鵬）と歌手フェイ・ウォン夫妻の間に誕生した娘の李嫣（リー・イエン）ちゃん。先天的な口唇裂症をもって生まれたため、出生直後から数回にわたって手術を受けてきた。夫妻は李嫣ちゃん誕生後の2006年12月、中国の貧困地区を主な対象として、同症に苦しむ子供を救うチャリティー基金「嫣然天使基金」を設立。27日、初めて香港でチャリティーパーティーを開催し、ここで愛娘の術後を写した映像を初公開した。

公開された映像は、フェイとヤーポンがそれぞれ李嫣ちゃんを抱いている姿。当時は乳児だった彼女の口元は術後のガーゼで覆われて、目だけが見える状態。さらに夫妻は、この日に7歳を迎えた愛娘の現在の顔写真をメディアに向け初めて公開した。顔面はクローズアップされてはいないが、大きな手術を受けた痕跡は見られない。

この慈善パーティーは、たったひと晩だけで5619万6000香港ドル（約7億4000万円）の義捐金を集めた。ヤーポンの友人を名乗る中国の富豪実業家が、オークションで1幅の絵画に3000万香港ドル（約4億円）を投じ、この日の募金額では最高となっている。（翻訳・編集/Mathilda）