Record China 2013年6月2日(日) 23時27分
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英紙フィナンシャルタイムズは、南シナ海問題についてフィリピンが国際仲裁裁判所に提訴した問題を取り上げた。写真は海南省、フィリピンとの係争地スカボロー礁(黄岩島)での漁から帰港した漁船。
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2013年5月、英紙フィナンシャルタイムズは、南シナ海問題についてフィリピンが国際仲裁裁判所に提訴した問題を取り上げた。5月30日、香港・明鏡網が伝えた。
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1月、フィリピンは中国との対立が深まっている南シナ海の領有権問題について、国連海洋法条約に基づく仲裁裁判所に提訴した。中国は仲裁裁判の受け入れを拒否したが、この場合でも中国抜きで審理は進む。すでに5人の裁判官が選出されており、フィリピンと中国の主張の正当性を判断することになる。裁判期間は約4年とみられている。
例え判決が下りたとしても中国はその結果を受け入れる可能性は低い。しかしフィナンシャルタイムズ記事は、勇敢だったか軽率だったかはともかくとして、少なくとも提訴は正しい判断だったと評価。中国が領有権問題で強硬姿勢を見せるなか、唯一、フィリピンだけが真っ向から対応する姿勢を見せたことに、ベトナム、日本、インドネシアなど他の中国と対立する国々は恥ずかしさを覚えるだろうと指摘している。(翻訳・編集/KT)
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