主要31都市で「生活幸福度」調査、治安の一番良い都市は？―中国

2006年12月から2007年1月にかけて、中国の主要31都市で「生活幸福度」についてのアンケート調査が行われた。

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アンケート調査はシカゴ大学商学院のシー・カイユエン教授のチームが無作為抽出した各都市の住民に電話で行ったもので、有効回答7000件が得られた。居住都市の人情、交通、治安、生活の便利さ、収入チャンスの多さ、都市の発展状況などについてどう思うかを住民に質問し、各都市の「生活幸福度」を分析した。

その結果、治安が良いと感じている都市の住民ほど全体的な「生活幸福度」も高い傾向にあることがわかり、今回調査した31都市のうち、治安の良さでトップに輝いたのは江蘇省南京市だった。2番目は浙江省杭州市、3番目は上海市と続き、南方の都市が上位を占めた。

南京は北京・洛陽・西安と並んで「四大古都」と呼ばれ、かつて首都として栄えた歴史ある街。歴史文化遺産の宝庫で、訪れる旅行者も少なくない。また、北方男性の強さと南方女性の優美さを併せ持つ街と称されることもある。(翻訳/編集・藤野)