Record China 2019年7月16日(火) 19時50分
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6月25日、中国貴州省六盤水市の派出所で警官が消防隊を呼ぶ騒ぎが発生した。
中国貴州省六盤水市の派出所で警官が消防隊を呼ぶ騒ぎが発生した。中国メディアの観察者網が16日付で伝えた。
6月25日、同省六盤水市の派出所で取り調べを受けていた男性の手錠が外れなくなった。現場にいた警官があれこれと試みたものの解錠できず、仕方なく消防に通報し「もしもし、119番ですか?こちら110番。手錠が開かなくなったんです」と事情を説明。駆け付けた消防隊が工具を使って5分ほどで手錠を切断することに成功した。
この出来事は大きな反響を呼び、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)の検索キーワードランキングでは16日午前の時点で「119番ですか?こちら110番」が1位になっている。
ネットユーザーからは、「警察『とりあえず放してあげて』、手錠『駄目だ!こいつは悪いやつだ』」「手錠に悪人と判断された人(笑)」「鍵でも開かないなんて、品質の良い手錠だ」など、冗談めかしたコメントが多く寄せられた。
また、「消防隊員って本当に万能だね」「消防隊には頭が下がる。火事だけでなく、頭が挟まったり手が抜けなくなったりしても呼ばれ、ハチの巣除去にも駆り出され…」と何かにつけて呼び出される隊員を気遣う声もあった。
このほか、中国では救急車を呼ぶときは「120」に電話をかけることから、「(手錠を切る際に誤って男性の手を傷つけたと仮定して)もしもし、120番ですか?こちら119番。実は工具に手を挟まれた人がいまして…」というコメントも複数寄せられている。(翻訳・編集/北田)
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