Record China 2019年7月20日(土) 19時20分
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中国の寧夏回族自治区中衛市はトングリ砂漠の東南に位置し、砂ぼこりが多く飛来する。かつては清掃に苦労したというが、現在は状況が一変している。
中国の寧夏回族自治区中衛市はトングリ砂漠の東南に位置し、砂ぼこりが多く飛来する。かつては清掃に苦労したというが、現在は状況が一変している。中国中央テレビが伝えた。
以前は中衛市都市管理局の職員が三輪車をこぎ、ほうきで清掃しており、強風の日は仕事にならなかった。現在は清掃車が導入され、市内の4分の3を清掃車がカバーしている。職員はごみ拾い程度で済み、電動三輪車も支給され、仕事がだいぶ楽になったという。
同市は「1平方メートル当たり砂ぼこり5グラム以下」という厳しい衛生基準を設けている。職員が道路に1メートル四方の木尺を広げ、ブラシで丁寧に砂ぼこりを集め、はかりで測定。合格率は95%に達しているという。
衛生基準が設定された2012年当初は「1平方メートル当たり砂ぼこり25グラム以下、地面のごみは15分以上放置してはいけない」というものだったが、現在は「1平方メートル当たり砂ぼこり5グラム以下、ごみ放置5分以内」とさらに厳しくなっている。衛生基準は農村部にも導入され、「1平方メートル当たり砂ぼこり30グラム以下、ごみ放置30分以内」となっている。
職員は「現在は市民のマナーも良くなり、ごみをポイ捨て捨てる人が少なくなった。子どももちゃんとごみ箱に捨てるし、ドライバーも車から降りてごみを捨てるようになり、街は大きく変わった」と話している。(翻訳・編集/藤井)
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