野中氏の尖閣棚上げ論、菅官房長官「招待された中国での発言、非常に違和感」と批判―中国メディア

Record China    2013年6月6日(木) 14時51分

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6日、環球時報によると、日本の野中広務元官房長官はこのほど、「日中両国は尖閣諸島に関して棚上げで合意したと田中角栄元首相から聞いている」と発言し、日本で波紋が広がっている。資料写真。

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2013年6月6日、環球時報によると、日本の野中広務元官房長官はこのほど、「日中両国は尖閣諸島に関して棚上げで合意したと田中角栄元首相から聞いている」と発言し、日本で波紋が広がっている。

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これに対し菅義偉官房長官は5日、「野中さんの発言は田中(角栄)元首相の40年前のことだ。それも伝聞で聞いたと(いうものだ)。確たる根拠も示さないで、招待された中国で、わざわざ発言することに非常に違和感を覚える。多くの国民も同じ思いだろう」と不快感をあらわにした。

今月3日、野中広務元官房長官は日中両国が棚上げで合意したことを田中角栄元首相から聞いたと発言し、自分が生き証人であると述べた。翌4日には棚上げの合意に関して、「私はこれを伝えるために中国に来た。発言を撤回するつもりはない」と強調した。

日本メディアは、「仮に尖閣の棚上げ論を認めると、尖閣諸島に領土問題が存在すると認めざるを得ない。それでは中国の思うつぼだ。そのため、日本政府は棚上げ論の発言に警戒を強めている」と指摘している。(翻訳・編集/内山

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