2013年6月10日、参考消息（電子版）によると、中国が海外での工業団地やビジネスパーク建設を急ピッチで進めている。世界50カ所以上で現在、中国企業による建設計画が進行中で、今後も増加する見通しだ。

【その他の写真】

7日付シンガポール紙ストレーツ・タイムズによると、最新のビジネスパークは英ロンドンに建設中。事業規模は10億ポンド（約1517億円）で、開発面積は約14ヘクタール。アナリストの1人は「同事業の受注は、中国企業の実力を示した。ソフト、ハードの両面とも世界水準に達したことを意味している」と語る。

報道によると、中国の開発企業は、シンガポール政府系開発企業・アセンダスなど外国企業の手法を手本にしているという。同社は1994年に中国へ進出。江蘇省蘇州市に工業団地を建設するなど、中国でのビジネスパーク開発で豊富な経験を持つ。06年以降、ベトナム、ロシア、米ロサンゼルスなどで工業団地、ビジネスパークの建設を進めているという。（翻訳・編集/AA）