Record China 2013年6月11日(火) 11時28分
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11日、中国の有人宇宙船「神舟10号」は同日の午後5時38分(現地時間)に、酒泉衛星発射センターから打ち上げられる。今回は、中国にとって有人の往復輸送システムを初めて応用した飛行となる。写真は9日の酒泉衛星発射センター。
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2013年6月11日、中国の有人宇宙船「神舟10号」は同日の午後5時38分(現地時間)に、酒泉衛星発射センターから打ち上げられる。今回は、中国にとって有人の往復輸送システムを初めて応用した飛行となる。中国新聞社が伝えた。
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神舟10号の乗組員は、聶海勝(ニエ・ハイション)氏、張暁光(ジャン・シャオグアン)氏の男性2人と、王亜平(ワン・ヤーピン)氏の女性1人で構成されている。彼らは宇宙に15日間滞在する予定で、実験用宇宙ステーション「天宮1号」とドッキング後、天宮1号で医学実験や技術的な試験及び宇宙での授業といった活動を行う。このほか、飛行士が天宮1号に乗り込んだあと、地上とテレビ中継を行い、宇宙の特殊な環境について紹介する時間が予定されている。
中国有人宇宙飛行プロジェクトの総設計師である周建平(ジョウ・ジエンピン)氏は、「中国が研究開発した宇宙と地球の往復運送システムは、中国の宇宙ステーションの運営や大規模で高効率の科学実験をさらに保障するものだ」と説明している。神舟10号のあと、中国は実験用宇宙ステーションや有人・貨物宇宙船の打ち上げなど、宇宙ステーションの建設に必要な技術的準備を展開すると中国メディアは伝えている。(翻訳・編集/内山)
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