大卒の就職内定率が4割以下、法律・英語専攻は就職に不利―中国

Record China    2013年6月13日(木) 14時56分

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10日、中国で「史上最悪の就職氷河期」が起きている。大卒内定率はわずか35%で、前年と比べ12ポイントも低い。写真は南京の大学で行われた就職説明会。

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2013年6月10日、新華網によると、中国で「史上最悪の就職氷河期」が起きている。9日に「2013年中国大学生就職報告書」が発表され、2013年度の大卒就職内定率は前年度と比べて大幅に落ち込んだことが明らかとなった。大卒内定率はわずか35%で、前年と比べ12ポイントも低い。

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麦可思研究院がまとめたこの報告書によれば、2013年度大学院(修士)卒の就職内定率は26%で、前年比11ポイント低下。高等職業学校・高等専門学校卒の就職内定率は32%で、同13ポイント低下となっている。

報告書はまた、就職に有利、不利な大学の専攻も挙げている。アニメーションや法律、バイオテクノロジー、スポーツ教育、英語などは3年連続で「就職に不利な専攻」とされ、その理由として失業率が高く、就職率や収入の面で満足度が低いことが挙げられている。一方、地質学や船舶・海洋、石油、採鉱などは「就職に有利な専攻」となっており、就職率も給与も上昇している。

2009年度大卒者の追跡調査では、就職3年後の平均月収は4755元(約7万6000円)、学部卒が5350元(約8万6000円)、高等職業学校・高等専門学校卒は4160元(約6万7000円)で、月収1万元(約16万円)を超える人の割合は8.9%。月収3000元(約4万8000円)以下は12%を占める。

2012年度大卒者の半年間の離職率は33%で、2011年と比べて8ポイント低くなり、卒業半年間の離職率が低下傾向にあることも明らかになった。(翻訳・編集/岡田)

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