中国で活動の日本人詐欺団、仲間割れで1人が死亡=死者は普段から暴行受ける―広東省珠海市

Record China    2013年6月13日(木) 10時49分

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12日午後10時ごろ(現地時間)、中国・広東省珠海市公安局の発表によると、同局は11日、日本人の傷害致死事件で、日本人容疑者5人の身柄を拘束した。写真は珠海市。

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2013年6月12日午後10時ごろ(現地時間=以下同)、中国・広東省珠海市公安局の発表によると、同局は11日、日本人の傷害致死事件で、日本人容疑者5人の身柄を拘束した。新華社通信が伝えた。

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死亡したのは26歳の日本人男性で、同市で借りていた部屋から遺体が発見された。遺体には殴られた跡や、手足に縛られた跡があったため、現地警察は事件性があるとみて調査を開始した。当局は11日午後6時、市内のレストランで容疑者5人の身柄を確保。いずれも20、30代の日本人の男だった。彼らが借りていた部屋からは詐欺に使われたと思われる資料やPCなどが押収された。

容疑者らの供述によると、死亡者と彼らは詐欺仲間。今年6月以降、遺体が見つかった部屋で6人はネットを介して日本に電話し、銀行員や警察と偽り詐欺行為を行っていた。その際に死亡者は仲間と意見が合わず、5人はたびたび暴行を加えていた。11日の早朝に姿がなかったため逃亡したと思い、探し出して縛り上げ殴り殺したという。現在当局は詳しい経緯などについて調べを進めている。(翻訳・編集/内山

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