中国で「精神日本人」一斉摘発=韓国では「中国を見習え」の声も―中国メディア

Record China    2019年7月30日(火) 12時20分

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29日、参考消息網は、中国でこのほど「反中精日(精神日本人)」分子が一斉摘発されたことについて、韓国のネット上で「中国を見習え」との声が上がっていると報じた。写真は17年8月、上海の日中戦争跡地で旧日本軍の軍服を着て記念撮影する「精日分子」。

2019年7月29日、中国のニュースサイトの参考消息網は、中国でこのほど「反中精日(精神日本人)」分子が一斉摘発されたことについて、韓国のネット上で「中国を見習え」との声が上がっていると報じた。

精神日本人とは、「自分は中国人だが精神的には日本人」を主張する人物のことで、若者が多いとされる。戦争関連施設などで旧日本軍の軍服姿で記念撮影したり、ネット上で日本軍国主義を崇拝したり、国家や民族を侮辱したりするなどして物議を醸している。

こうした「精日分子」に対し、中国の王毅(ワン・イー)外相は昨年3月、全人代会期中の記者会見で、「中国人のクズだ」と激怒したとも伝えられた。江蘇省南京市では同年12月13日、市内の国家追悼施設で旧日本軍の軍服を着るなどの「精日」行為を処罰する「南京市国家公祭保障条例」が施行されている。

参考消息網などによると、遼寧省大連市沙河口の公安分局は今月28日、国内外のインターネット上で中国に反対したり、中国を侮辱する漫画を散布したり、中国のイメージを損なうような精日的な言論を投稿したりしていたとして、男(36)の身柄を拘束したと発表した。

同日には、安徽省淮南市、湖北省武漢市、湖北省宜昌市、安徽省宿松県、南京市の警察当局もそれぞれ、精日分子や「精日グループにサービスを提供した」人物などの身柄を拘束したと発表している。

参考消息網は、こうした反中精日分子の一斉摘発について、韓国のネット上で「わが国の売国奴も懲罰されなければならない」「われわれの警察・検察も中国の対応を見習ってほしい」などの声が上がっていると紹介した。(翻訳・編集/柳川)

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