2019年8月2日、中国新聞網は、日本が韓国を貿易面で優遇する「ホワイト国リスト」から除外したことを報じた。両国と経済的に密接な関係を持つ中国のネットユーザーも、今回の措置に大きな関心を寄せている。

記事は、「日韓貿易摩擦がエスカレートし続け、韓国の半導体業界がアップアップの状態にあるなか、日本はまた大きなカードを切った」とし、日本政府が2日に安全保障に関する輸出管理上で友好国を優遇する「ホワイト国リスト」から韓国を除外する決定を下したと伝えた。

中国のネットユーザーは「これは日本も韓国も米国の足にしがみついているから起こるのではないか。両国は前からけんかばかりしている」「状況はよくわからないが、両国の争いを傍で見ているというのはわれわれにとって悪いことではない」「いい措置だと思う。韓国の品質検査は確かにいい加減だから」「これはまさに犬と犬が噛みつき合う現場だ」「日本による韓国締め出しと、わが国による韓国締め出しの違いを感じる」などといった感想を残している。

また、「韓国がかわいそうだとは思わない。なぜなら半導体分野ではかつて韓国が米国と一緒になって日本を叩こうとしたからだ」との意見もあった。

さらに、「日本のやり方は韓国に圧力をかけているように見えるが、経済が下向きになっている現状を考えれば、実際のところは自らを守ろうとしているのだろう。どうやら世界経済の先行きは暗そうだ」といった見方を示すユーザーも見られた。（翻訳・編集/川尻）