Record China 2019年8月8日(木) 22時20分
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日本の自衛隊基地の戦闘機格納庫を撮影した映像が動画サイトにアップロードされたというニュースが、中国のネットでも波紋を呼んでいる。写真はF-15戦闘機。
日本の自衛隊基地の戦闘機格納庫を撮影した映像が動画サイトにアップロードされたというニュースが、中国のネットでも波紋を呼んでいる。
問題となったのは、動画共有サイト・YouTube(ユーチューブ)で約2万人のチャンネル登録者を有するアカウントが先月15日に公開した約45分間にわたる動画。終盤に、コンクリートの塀越しに戦闘機を整備するための格納庫の内部を映した映像が含まれている。動画の説明欄には「7月5日の小松基地平日訓練を撮影した作品」「伝説の1本どころか、逮捕状が来そう」「古いF-15。これで、守る日本海」などと書かれている。
毎日新聞が8月6日付で報じたところによると、撮影されたのは領空侵犯に備えた緊急発進(スクランブル)用の戦闘機で、機密性が高い。同基地の渉外室は「敷地外からの撮影を制限する権限はなく、法的責任は問えない」と述べているという。同動画は8月8日午後3時の時点でまだ公開されており、約140件の高評価に対して1000件を超える低評価が付けられている。
7日午後、中国メディア・環球時報の中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウントは同動画の一部を転載し、「戦闘機メンテナンスの細部が漏洩。日本の航空自衛隊基地の『機密』がネットユーザーに盗撮される」と報道。ネットユーザーからは、「これはさすがにまずいと思う」「軍事施設で撮影をしないなんてことは常識だと思ってた」「日本では自国民の中にスパイがいるとは…」「日本の軍事機密はスマホのカメラでも撮影できてしまいそうだ」などと驚きの声が寄せられた。また、「こんな行為をしても犯罪にならないのか」「中国で同じことをしたら大変なことになるぞ」などと自衛隊の「法的責任は問えない」との見解に驚愕するユーザーも数多く見られた。
さらに、「韓国に見せつけてようとしてわざと撮らせたとか?」「軍事予算を増やしてもらうための自作自演だったりして」などと推測するコメントが散見されたほか、「前世紀の産物であるF-15に一体何の機密があるんだ?」と指摘するコメントも多くのネットユーザーの共感を集めている。(翻訳・編集/岩谷)
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