韓流ブームが下支え？増える韓国人の国際結婚

韓国で国際結婚が年々増加する傾向にある。韓国国内の報道によると、1990年には全体のわずか1％に過ぎなかった国際結婚が、15年後の昨年には新婚33万7000組のうちの11．6％にあたる3万9000組が国際結婚、つまり8組に1組の割合で夫婦どちらかが外国人だったことがわかった。特に全羅南道での国際結婚率は22．7％と高く、4組に1組の割合だった。

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韓国人男性が外国人女性と結婚するケースが約3万組と全体の76％を占め、お相手は中国人女性が最も多かった。続いてベトナム9812人、フィリピン1131人，モンゴル559人、カンボジア380人。一方、韓国の女性が結婚した相手の国籍は日本3732人、中国2590人、アメリカ1432人、カナダ317人と続く。

結婚が増えれば当然離婚も増えるわけで、2003年は2784件、2004年は3315件、2005年は4208件と増加の一途。離婚の原因は、外国人配偶者への非人道的態度またはそれに対する抵抗、ブローカーが介在する紹介婚の弊害、文化や社会習慣の違いなどが挙げられた。（翻訳編集・WF）