Record China 2019年11月13日(水) 7時0分
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11日、中国メディア・海外網は、北朝鮮が新開発したスマートフォン「ブルースカイ」について紹介した。写真は北朝鮮の様子。
11日、中国メディアの海外網は、北朝鮮が新開発したスマートフォンについて紹介した。
記事によると、北朝鮮メディア「統一のこだま放送」は9日、新開発のスマートフォン「ブルースカイ」を紹介する文章を掲載。それによると、同機はAndroid 7.1.1を搭載し、バッテリーの容量は4060mAh。処理スピードが速く、高速の3D顔認識や指紋ロック解除といった機能をサポートしているほか、複数のSIMカードスロットも備えているという。
また、「統一のこだま放送」は7日、「金日成総合大学の先端技術開発院が、カメラや識別プログラムなどを組み合わせて高性能な人工知能(AI)製品を生み出した」とも発表していたという。
中国メディア・観察者網は10日付の記事で、北朝鮮がスマートフォン開発に力を入れている理由について「北朝鮮の国内ではスマートフォンに対するニーズが徐々に高まっている。スマートフォン販売によって得られる売り上げは北朝鮮にとって重要な財源の一つだ」としたほか、韓国・中小企業銀行(IBK)の朝鮮経済研究センターが昨年の12月にまとめたデータを基に、「北朝鮮のネットユーザー数は約600万人に上る」と伝えた。
観察者網はさらに、国立ソウル大学校の統一平和研究院が脱北者を対象にアンケートを行ったところ、回答者の62.9%が「北朝鮮で携帯電話を使ったことがある」という結果になったとも伝えた。(翻訳・編集/岩谷)
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