中韓首脳会談、両国関係は蜜月期に―中国メディア

Record China    2013年6月26日(水) 0時48分

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24日、韓国大統領が中国を訪問することで中韓の経済関係がさらに強化され、両国関係がかつてない蜜月期に入ると予測されている。資料写真。

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2013年6月24日、環球時報(電子版)によると、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領がまもなく中国を訪問することについて、ロイターが「中韓の経済関係がさらに強化される」と指摘しているほか、韓国の専門家は「首脳会談により両国関係は蜜月期に入る」と予測している。

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首脳会談で中韓は北朝鮮に核兵器を放棄させることについてコンセンサスを得ることになるとされ、両国の経済関係も会談の焦点になるとみられている。すでに中韓の貿易は年2150億ドルもの規模に達しているが、今回の訪中に朴大統領はサムスンヒュンダイなども含めた過去最大規模の経済使節団を随行させるとみられ、両国の自由貿易協定(FTA)について議論することも期待されている。

中国は韓国にとって最大の貿易パートナー国であり、韓国も対中貿易で黒字を実現している数少ない先進国となっている。韓国は中国に自動車やスマートフォン、薄型テレビ、半導体、石油化学製品などを輸出しており、特にヒュンダイとその傘下にあるキア自動車は中国で日本のメーカー以上の売り上げを達成している。

上海東華大学の韓国人教授は「今回の首脳会談により中国と韓国はかつてない蜜月関係を築くことになると確信している」と話しており、ロイターも「中韓は1992年に国交を樹立したばかりだが、経済だけでなく流行や芸能、ドラマなども中国で人気となっており、その関係は急速に深まっている」と指摘している。

また、朴大統領は独学で中国語を学んでおり、中国への関心も高く、中国の現代哲学者・馮友蘭(フォン・ヨウラン)氏の「中国哲学史」を愛読していたことも明かしている。4日間の中国滞在中は熱烈な歓迎を受けるとみられ、中国のメディアも朴大統領に好意的な記事を掲載している。(翻訳・編集/岡田)

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