米国の保護下にある日韓台、冷戦はまだ終わっていない―香港紙

Record China    2013年6月28日(金) 8時0分

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25日、香港紙は「冷戦はまだ終結せず、形を変えただけだ」と題した記事を掲載した。資料写真。

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2013年6月26日、環球時報によると、香港のサウスチャイナ・モーニング・ポスト紙は25日、「冷戦はまだ終結していない、形を変えただけだ」と題した記事を掲載した。東西冷戦はすでに過去の出来事として語られることが多いが、現在も形を変えて継続していると伝えている。

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「冷戦」(Cold War)という言葉を最初に使ったのは作家ジョージ・オーウェルだったが、ロシアと米国は現在シリア騒乱でそれぞれ対立する政府軍と反体制派を支持しており、新たな冷戦の様相を呈している。シリア情勢に世界の注目が集まる中、冷戦の影響は徐々に東アジアへ移りつつある。

ヘーゲル米国防長官はアジア太平洋地域において米国が軍事力の増強を行うと度々言明しており、中国からはトルーマンによる対共産主義政策の再現だとみなされている。米国は軍備を増強する一方で、冷戦での同盟国である台湾や韓国、日本との連携も強めている。

しかし、第3次世界大戦が現実となる可能性は低く、背景には米中が核バランスならぬ“経済バランス”の状態に入ったと見られていることがある。現在、世界は冷戦状態に置かれつつあり、アジア太平洋地域で米国は軍備を増強しているが、それは問題解決への歩みにはならないと記事は指摘している。(翻訳・編集/岡田)

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