2013年6月27日、中国の女優タン・ウェイ（湯唯）と台湾の人気アーティストのワン・リーホン（王力宏）が、ハリウッド映画の撮影で香港に姿を見せた。新華網が伝えた。

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映画「ラスト・オブ・モヒカン」「コラテラル」などで知られるマイケル・マン監督の最新作に2人が出演することになった。タイトルは未定だが、サイバー・スリラー映画だという。主演は映画「スター・トレック」や「マイティ・ソー」のオーストラリア人俳優クリス・ヘムズワースと発表されている。

同作に起用されたタン・ウェイとワン・リーホン。2人は第64回ヴェネツィア国際映画祭グランプリに輝いたアン・リー（李安）監督作「ラスト、コーション」で共演した過去がある。英語が堪能なタン・ウェイと、アメリカで生まれ育ったリーホンだけに、言葉の面では一切問題なし。映画の大まかなストーリーは、香港を舞台に、現地とアメリカの捜査官がハッカーと戦うというもの。このほど、香港・セントラル（中環）で、2人によるアクションシーンが撮影された。

「ラスト、コーション」での2人は、互いに恋心を抱きつつも理想のためにそれを押し殺す。インテリ学生のリーホンは、タン・ウェイを抗日スパイに仕立て上げる設定だった。今回の最新作では2人がどういう関係を演じるのか、詳細は明らかになっていない。（翻訳・編集/Mathilda）