偽装結婚事件が25倍に急増、花嫁の多くは中国人―シンガポール

Record China    2013年7月3日(水) 7時30分

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1日、シンガポールで偽装結婚に関連する事件が急増している。花嫁の多くは中国やベトナム、タイ、ミャンマーから来ている。写真は中国で摘発された偽造結婚証などの製造拠点。

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2013年7月1日、シンガポールで偽装結婚に関連する事件が急増している。発覚し処罰の対象となった偽装結婚は2011年にはわずか4件だったが、2012年には105件と25倍にも増加している。花嫁の多くは中国やベトナム、タイ、ミャンマーから来ており、相手のシンガポール人男性はお金に困って偽装結婚をしているという。シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。

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2013年に入ってからは1〜3月だけで62件もの偽装結婚が事件として発覚しており、そのうち13件が改正された移民法により控訴されている。シンガポールでは2012年8月に改正移民法が国会で可決され、偽装結婚が正式に犯罪行為とされるようになった。多額の罰金と最長10年の禁固刑のいずれか、あるいはその両方が科せられる。

シンガポールの移民登録局によると、一昨年に司法措置がとられた偽装結婚案件は4件だったが、昨年は105件。同局スポークスマンは詐欺や移民法に反して結婚を偽装するいかなる行為にも厳しく対応すると強調しており、偽装結婚によって滞在許可や永住権を取得する人も、その仲介を行う人も同様に取り締まると明言した。

今年初旬に発表された人口白書でも国際結婚は増加傾向にあることが明らかにされており、国民と他国民との結婚は婚姻総数の4割を占めているとされる。しかし、偽装結婚に対する取り締まりを強化することが本当に愛情から国際結婚した夫婦を引き離す結果を生む可能性もあり、移民登録局は他の関係省庁と協力して注意を払いつつ対応するとしている。(翻訳・編集/岡田)

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