Record China 2019年8月26日(月) 15時50分
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26日、韓国・国民日報によると、フィリピンの首都マニラに元慰安婦女性のための追悼碑が再び設置されたが、追悼碑の上に設置されるはずだった慰安婦像が除幕式直前になくなっていたことが分かった。写真はバクララン教会。
2019年8月26日、韓国・国民日報によると、フィリピンの首都マニラに元慰安婦女性のための追悼碑が再び設置されたが、追悼碑の上に設置されるはずだった慰安婦像が除幕式直前になくなっていたことが分かった。
現地の女性団体やガブリエラ女性党らは同日、マニラのバクララン教会の敷地内に設置した追悼碑を公開した。ガブリエラ女性党議員は「この追悼碑が慰安婦の歴史を思い出させる役割を果たしてほしい」とした上で「(元慰安婦の)おばあさんたちがこの問題について口を開いてから今まで、政府がちゃんとした回答をしたことはない」と批判した。フィリピンには約1000人の日本軍慰安婦がいたとされている。
ただ、追悼碑の上に設置される予定だった約2メートルの大きさの慰安婦像は除幕式を前になくなっていた。団体関係者は「22日まで銅像制作者が保管していたが、数日前に突然消えた」と話したという。消えた銅像は目隠しをした女性の姿。マニラ湾の遊歩層に設置されたが、昨年4月にマニラ市当局により撤去されたものと同じデザインだという。当時、ドゥテルテ大統領は「他国への敵対心を呼ぶ政策はとらない」として像の撤去を支持していた。
これに韓国のネットユーザーからは「慰安婦像も一緒に展示して、日本の蛮行を広く知らせるきっかけになりますように」「フィリピンのおばあさんたちも絶対に負けないで。世界が協力して日本から謝罪を受けるその日まで」「世界が一つになって被害を訴えれば日本政府も降参するだろう。共に頑張ろう」などと応援する声が上がっている。
また、「韓国政府が新しいのを作って寄贈してあげたらいい」と提案する声や「ドゥテルテ大統領は日本から一体いくらもらったんだ?」と疑う声も上がっている。(翻訳・編集/堂本)
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