ジェイ・チョウをイメキャラに“無断悪用”=中国の電子メーカーに巨額の損害賠償―中国

Record China    2013年7月6日(土) 12時10分

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5日、台湾の人気アーティストのジェイ・チョウが肖像権の侵害を訴え、無断使用した中国のタッチパッドデバイスの大手メーカー・愛可西谷電子科技公司(ICOO)を告訴したことが明らかになった。写真はジェイ・チョウ。

2013年7月5日、台湾の人気アーティストのジェイ・チョウ(周杰倫)が肖像権の侵害を訴え、無断使用した中国のタッチパッドデバイスの大手メーカー・愛可西谷電子科技公司(ICOO)を告訴したことが明らかになった。北京青年報が伝えた。

日本市場でもタブレット端末が流通している広東省の電子メーカー・ICOOについて、ジェイ・チョウが肖像権の侵害を訴えて先月、北京市第一中級人民法院に告訴したことが明らかになった。

ジェイ側の訴状によるとICOOは2010年3月、公式ホームページ上で新イメージキャラクターが誰かを当てる賞品付きクイズキャンペーンを開催。同キャンペーン終了後、MP3製品のイメージキャラクターにジェイの起用が決まったとして、同ホームページ内で発表していた。ジェイ側では「同社からの接触はなく、事実無根」としており、キャンペーン内で使用されたジェイの顔写真や名前をめぐり、肖像権の侵害を訴えている。

ジェイ側では、名前や顔写真を“悪用”されたことでの経済的損失は大きく、さらに精神的被害も受けたとしている。北京市第一中級人民法院に告訴するとともに、600万元(約9900万円)の損害賠償を請求している。(翻訳・編集/Mathilda

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