米国防次官補「ロシアと中国は日韓関係の悪化を利用しようとしている」―露メディア

Record China    2019年8月29日(木) 15時20分

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29日、露通信社スプートニクの中国語版サイトは、米国防総省でアジア太平洋地域の安全保障政策を統括するランドール・シュライバー国防次官補がこのほど、「ロシアと中国は日韓関係の悪化を利用しようとしている」と述べたと報じた。写真はモスクワ。

2019年8月29日、露通信社スプートニクの中国語版サイトは、米国防総省でアジア太平洋地域の安全保障政策を統括するランドール・シュライバー国防次官補がこのほど、「ロシアと中国は日韓関係の悪化を利用しようとしている」と述べたと報じた。

記事によると、シュライバー氏は「日本と韓国を団結させる要因は多くある。中国とロシアから来る共通の脅威もその一つで、この脅威は国際法に基づく世界秩序を損なっている」「米国は、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権が日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の継続を拒んだことに懸念を表明する」「中国とロシアは日韓関係の悪化を利用しようとしている」などと述べたという。

記事はこうしたシュライバー氏の発言を紹介した上で、「韓国・聯合ニュースによると、韓国政府は22日、日本とのGSOMIAを延長しないことを決定した。日韓両国は2016年11月23日にソウルでGSOMIAに署名した。同協定の締結により、両国は北朝鮮の核・ミサイルプロジェクトなどを含む軍事情報を米国を介さずに直接共有することが可能になった。両国はGSOMIAを介し2016年1件、2017年19件、2018年2件の計22件の情報を共有した」と伝えている。(翻訳・編集/柳川)

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