Record China 2020年10月15日(木) 14時0分
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中国のスポーツニュースサイト・東方体育は14日、「うらやましい!日本男子サッカーの超強力アタッカー陣が2年で引きずり降ろされる、人材が多過ぎて」と題する記事を掲載した。
中国のスポーツニュースサイト・東方体育は14日、「うらやましい!日本男子サッカーの超強力攻撃陣が2年で引きずり降ろされる、人材が多過ぎて」と題する記事を掲載した。
記事はまず、9日のカメルーン戦を0-0で引き分け、13日のコートジボワール戦に1-0で勝利した日本代表について、「11カ月ぶりの代表戦でアフリカの強豪2カ国に対して1勝1分というのは、森保一監督と彼が率いるチームにとって良い結果と言えるだろう」と評した。
その上で、ポルトガルの名門ポルトに所属するMF中島翔哉やロシアのロストフでゴールを量産中のMF橋本拳人、セルビアのパルチザンで好調のFW浅野拓磨らが種々の事情で選外だったほか、絶対的エースの大迫勇也もカメルーン戦限定での出場だったことを挙げ、「たとえ“全員欧州組”であっても、ベストなメンバーではなかった」とした。
それでも、「日本の出来は悪くなかった」とし、2試合で印象的だったこととして「戦力として使える人材が豊富」であることを指摘。特に攻撃面において、2018年のワールドカップ(W杯)ロシア大会後から4231の2列目の中島翔哉、南野拓実、堂安律の組み合わせが「三銃士」として地位を築きながら、この2試合ではその他の選手が活躍したと紹介した。
まず、MF久保建英について「19歳の天才」と評価し、「今シーズン、レアル・マドリードからビジャレアルに期限付き移籍したが、エメリ監督の下で控えに甘んじており、同監督の起用法に対して保有元のレアル・マドリードが怒っているとも伝えられた」と説明。一方で、「久保はまだ日本の絶対的な主力ではなく、2022年以降の10年間、日本を背負って立つ選手。今回(コートジボワール戦で)は森保監督に左サイドに配置されたが主戦場は右サイドで、基本的には堂安とポジションを争っている。中島の不在により左サイドで起用されたが出来はあまり良くなく、本人も慣れない様子だった。所属クラブでのプレー機会が少ないこともあるだろう。しかし、この選択肢はやはり試しておく価値があるものだ」とした。
また、その右サイドについて「森保監督は選択肢に困らない」とし、「原口元気は左右どちらでのプレーも可能な上、現在はベルギーのヘンクに所属する伊東純也の方がより信頼を勝ち得ているようだ」と説明。「武器であるスピードは欧州の舞台でも十分通用している。この2試合においても、堂安の状態が良くない中、日本の攻撃の武器であり続けた。左サイドの中島という突破力のある選手を欠く中、伊東の縦への突破力は堂安の中に切り込むスタイルよりもより効果的に相手に脅威を与えていた」と評した。
その上で、日本のサッカーメディア「フットボールチャンネル」が予想した2021年の日本代表のスタメンでは、2列目が左から原口、南野、伊東とされていることを紹介。「中島と堂安があっさりと外された」とし、「2年間組んできた“三銃士”の解体と言っても過言ではない」と伝えた。
記事はこのほか、コートジボワール戦で南野に代わり2列目中央で先発したフランクフルト(ドイツ)所属のFW鎌田大地について「2列目として前への推進力がありながら、1トップとしてポストプレーもできる貴重な存在。過去に1トップとして出場し、南野と共に幾度となく好機をつくり出した」とも評価している。(翻訳・編集/北田)
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