杭州市の自動車人身事故、77%がトラック―中国警察発表

Record China    2013年7月10日(水) 15時41分

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9日、浙江省杭州市の交通警察部門はこのほど、同市の高速道路「杭州繞城高速」で6月に418件の交通事故が発生し、4人が死亡したことを明らかにした。写真は杭州繞城高速で発生した事故。

2013年7月9日、浙江省杭州市の交通警察部門はこのほど、同市の高速道路「杭州繞城高速」で6月に418件の交通事故が発生し、4人が死亡したことを明らかにした。負傷者を出した事故車両のうち、トラックが76.92%を占め、死亡事故4件はいずれもトラックが関係していたという。そのため、同高速道路の交通警察は近く、トラックの違反行為を取り締まるキャンペーンを1カ月間にわたり実施する計画だ。銭江晩報が報じた。

夏で気温が上がると、ドライバーはイライラしたり、不注意になったり、疲れやすくなったりするため、事故が発生しやすくなる。またトラックの悪質な過積載などの違反行為は、事故発生の確率を上昇させるだけでなく、事故の規模が大きくなる原因にもなっている。

同高速道路は交通量やインターチェンジが多く、道路もせまいという状況から、事故が多発しやすいという。同高速道路の1日当たりの交通量は、延べ10万台以上で、うち約3万台がトラックだ。同交通警察が今回実施する取り締まりキャンペーンでは、トラックの過積載や疲労運転、違法駐車、路肩走行、規則に基づき車両用反射テープを張っていなかったり、巻き込み防止装置を装着していなかったりするトラックやトレーラーなどを厳しく取り締まる。

同交通警察は夏の時期、▽近すぎる車間距離▽疲労運転▽頻繁な車線変更▽違法駐車▽過積載▽割り込み▽パンク▽スリッパで運転―などに、特に注意するよう呼び掛けている。(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/武藤)

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