Record China 2013年7月14日(日) 21時59分
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10日、2012年に海外から北京市を訪れた渡航者(香港・マカオ・台湾を含む)を対象に商品購入の傾向を調査した。写真は福建省泉州市の茶畑。
2013年7月10日、人民日報海外版によると、北京観光の現状について社会科学文献出版社がまとめた2013年版の報告書が9日、発表された。報告書は、2012年に海外から北京市を訪れた渡航者(香港・マカオ・台湾を含む)を対象に商品購入の傾向を調査。最も人気の商品はお茶で、シルク製品、工芸品、たばこ、漢方薬、陶磁器、書画がこれに続いた。
市旅遊(観光)委員会は観光シーズンに当たる2012年4−6月、北京首都国際空港とホテルで海外からの渡航者計4800人を対象に、北京市での消費状況についてアンケート調査を実施した。抽出調査の結果、渡航者1人当たりの消費額は1047ドル(約10万4000円)、平均滞在日数は4.23日。渡航者の消費総額のうち商品購入額が4分の1に上り、長距離移動の費用を除くと最多だった。
商品の購入傾向については、お茶が最も人気で約40%に上った。ほかには、シルク製品(25.8%)、工芸品(22.6%)、たばこ(21.8%)、漢方薬・健康食品(20.2%)、陶磁器(13%)などが並んだ。
国・地域別では、韓国、南北アメリカ、オセアニアからの渡航者は商品の購入数が多く、平均2種類以上。一方、香港・マカオ・台湾と日本の渡航者は約1種類。欧米、オセアニアの渡航者はお茶やシルク製品、書画を好み、アジアの渡航者は漢方薬や健康食品を好む傾向がある。
渡航者の類別を見ると、ビジネスや会議・展示会、文化・スポーツ・科学技術分野の交流を目的に訪問した渡航者は商品の購入数が多く、平均2種類。観光目的の渡航者は平均1.2種類だった。
また、報告書によると、北京市を訪れる海外の渡航者は25−44歳の青中年層が47%に上り、若年化しつつあるという。(提供/人民網日本語版・翻訳/YT・編集/武藤)
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