Record China 2019年9月6日(金) 15時10分
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世界経済フォーラム(WEF)が4日発表した2019年版「旅行・観光競争力レポート」で、日本が前回の17年と同様、世界4位、アジア1位にランクインした。写真は富士山。
世界経済フォーラム(WEF)が4日に発表した2019年版「旅行・観光競争力レポート」で、日本が前回の17年と同様、世界4位、アジア1位にランクインした。日本の華字メディア・日本新華僑報網が伝えた。
同ランキングでは、世界の上位3位にスペイン、フランス、ドイツが並んだ。中国が前回の15位から13位に上昇したほか、韓国は16位となった。
記事は、「日本は訪日外国人観光客数や文化資源、衛生面などが高く評価された。日本国内には文化遺産が豊富で、新幹線に代表される交通インフラも整っている。飲料水も安全で、治安も良好だ。これらは全て外国人観光客を引きつけるカギとなっている」と指摘。さらに、「日本は2020年に4000万人の外国人観光客を受け入れるという目標を打ち立てた。達成のために絶えず世界に観光プログラムをアピールし、同時に観光インフラ設備の改善も進めている」「政府や旅行業界、旅行団体などが、サービスの多言語対応や地方への誘致、宿泊施設のキャパシティー向上ならびに観光公害の防止などといった取り組みを模索している」などと説明した。
また、「今年7月の訪日観光客数を見ると、韓国からの観光客が両国関係の悪化を背景に減少傾向となったものの、中国を筆頭とする国々からの観光客数は新たな壁を突破した。中国からの観光客が初めて月間100万人を超えたほか、米国やオーストラリア、フランスなど3大陸の9カ国から日本を訪れた観光客数も計6.9%増加した」と紹介した。
日本に14年間在住している趙(ジャオ)さんは、日本新華僑報のインタビューに対し、「(日本では)外国人観光客の数がどんどん増えて、社会の雰囲気も次第に開放的になってきている。誰でも一度日本に来れば、また2度、3度と来たくなる。今回のランキングの結果にはとても説得力があると思う」と語ったという。
また、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で同ランキング結果を報じた投稿にも、「日本は確かに良い国」「実際に、日本の伝統建築風の建物はきれい」「地方によって異なる魅力がある」と評価するコメントが寄せられた。(翻訳・編集/岩谷)
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