Record China 2013年7月13日(土) 22時28分
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11日、中国の最近の航空業界では、国内線ファーストクラスのチケット価格が大幅に下落しているという。航空各社は、前年末から「節約を励行して浪費に反対する」通達が出されたことがその主な原因と分析する。写真は中国東方航空の機内。
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2013年7月11日、中国の最近の航空業界では、国内線ファーストクラスのチケット価格が大幅に下落しているという。上海紙・東方早報が伝えた。
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データによれば、2013年上半期の国内主要路線のファーストクラス、ビジネスクラスを利用する乗客は約2割減少した。
これを受けて、ファーストクラスの価格が大幅減となるケースが多い。極端な例では、7月15日発着の上海航空は上海−広州便のチケット価格を、エコノミークラスが10%オフの1150元(約18500円)、ファーストクラスは57%オフの1270元に設定している。両者の差はわずか120元だ。
中国東方航空の馬須倫(マー・シュールン)社長は、その理由を次のように説明した。世界的な経済不況やビジネス活動が停滞し、さらには中国政府が「節約を励行して浪費に反対する」とうたった「8項目の規定」を通達した影響で、今年の第1四半期からビジネスクラス以上の利用客が明らかに減少し、それが航空券の価格下落を招いたと考えられる。東方航空に並ぶ大手・中国南方航空のファーストクラス、ビジネスクラスの利用者も、今年上半期は前年同期比で約20%減少した。
前年末に政府が打ち出した「8項目の規定」は、派手な浪費に反対し、会合の気風を改めることなどを求める内容で、党や政府機関のみならず、国有の重点・基幹企業に対しても徹底するよう指示が出された。航空各社は、これがファーストクラス、ビジネスクラスの乗客が減少した主な原因だと分析している。(翻訳・編集/碧海)
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