EXILEのAKIRAと台湾の女優リン・チーリン（林志玲）夫妻が中国国営テレビ・中央電視台（CCTV）の特別番組に出演することについて、一度はCCTVが取り消しを決めたと報じられたものの、最新の出演者リストに名前があることが分かった。

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CCTVは先月26日、中秋節を祝う毎年恒例の特別番組「中秋晩会」から、今年の出演者の一部を公表。今年6月に結婚を発表したEXILEのAKIRAとリン・チーリン夫妻の名前があったことから、結婚後初めて夫婦そろって公の場に姿を見せるとして大きな話題となった。

だがこの発表後、CCTVの決定にネット上からは不満の声が噴出。「日本人を出すな」「中国の伝統的な祝日に日本人は不要」といった意見が出現し、ボイコットを呼び掛ける声も上がった。これに対して一部の中国メディアが、CCTVが世間の声に押されてリン・チーリン夫妻の出演取り消しを決めたと報じたが、大手ニュースサイトの新浪（SINA）では、最新の出演者リストの中に、「リン・チーリン＆黒澤良平（AKIRAの本名）夫婦」の名前が依然として存在すると報道している。

CCTVの「中秋晩会」は1991年にスタートし、毎年旧正月の大みそかに放送される「春節晩会」と並んで、中国の人々にとっては非常になじみが深い。番組の放送開始から28年目で初めて日本人が出演することで、CCTVの決定に驚きを示す声も多い。（Mathilda）