Record China 2019年9月10日(火) 21時10分
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10日、韓国・SBSによると、慰安婦像に火の付いたたばこを押し付けたとして、60代の男が警察に逮捕された。
2019年9月10日、韓国・SBSによると、慰安婦像に火の付いたたばこを押し付けたとして、60代の男が警察に逮捕された。
韓国警察によると、男は8日午後8時ごろ、京畿道の議政府駅近くに設置された慰安婦像に火の付いたたばこを押し付けたり、足で蹴ったりした疑いが持たれている。当時、男は酒に酔った状態で、市民からの通報により駆け付けた警察官に逮捕された。男は犯行動機について「慰安婦像が醜いため」と話したという。
これを見た韓国のネットユーザーからは「歴史を学ばなかったのか?」「自分の行為は醜いと思わない?」「絶対に許してはならない。私も60代だけど、慰安婦像の前では自然と涙がこぼれる。醜いと感じるなんて韓国国民とは思えない」「許すから繰り返される。厳しい処罰が必要だ」など批判の声が続出している。
一方で「他の銅像を蹴っても何も言われないのに」「慰安婦像がまるで英雄のように扱われるのはおかしい」「慰安婦像を醜いと感じる人もいるよ。みんなに同じ感情を強要しないで」と擁護する声も上がっている。
韓国で慰安婦像がこうした被害に遭うのは今回が初めてではない。7月には京畿道安山市で、若者4人が慰安婦像に向かって唾を吐く、尻を振るなどして立件された。その後、4人が元慰安婦らの元を訪れ謝罪したため、処罰なく事件は収束した。
ただ、今回の事件の容疑者の男は「元慰安婦女性を侮辱する意図はなかった」と話しているという。(翻訳・編集/堂本)
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