2013年7月16日、中国・北京市の地下鉄で子供を連れ立って物乞いをする女性が話題となっている。北京青年報が伝えた。目撃者の話によると、女性は毎回幼い子供を連れ、マイクを片手に物乞いを行っている。さらにその子供は日によって異なり、少なくとも5人の違う子供を連れているところを目撃されている。

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物乞いの女性はミニブログで一気に広まり注目を集めている。ネットユーザーの中には、女性には多くの子供がいるため、日によって連れてくる子供が違うと推測する者もいれば、子供たちは誘拐され、物乞いに利用されていると疑う人もいる。

女性が出没するのは北京市の地下鉄10号線。同線をよく利用する乗客によると、女性は朝晩の通勤ラッシュ時には姿を見せず、そのほかの時間帯だといないことの方が少ないという。女性は車両の端まで行くと下車し、別の車両に乗り換える。毎回手にはマイクと紙袋があり、お金を差し出す人がいると紙袋で受け取る。

連れている子供を抱きながら歩くこともあれば、ベビーカーに乗せ押していることもある。ある時男の子が女性にジュースをねだったが、その時の女性の目は非常に恐ろしかったと目撃者は語っている。中国メディアの記者はこのことを警察に報告し、警察は調査を進めると答えた。（翻訳・編集/内山）