カメラの前でほほ笑む米国と中国、裏では戦いの準備―中国紙

Record China    2013年7月19日(金) 9時10分

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12日、カナダ紙グローバルポストは記事「カメラの前でほほ笑む米国と中国、裏では戦いの準備」を掲載した。米中関係は蜜月を迎えているが、その一方で両国軍は戦争を想定した準備を進めている。資料写真。

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2013年7月12日、カナダ紙グローバルポストは記事「カメラの前でほほ笑む米国と中国、裏では戦いの準備」を掲載した。

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今、米中関係は蜜月を迎えている。先日、米中両国は気候変動問題に対応するべく温室効果ガス削減対策に同意。先月の首脳会談では北朝鮮問題でも意見を一致させた。まさに平和共存の時代だ。それにもかかわらず、米中両国の軍隊はなぜ戦いの準備を進めているのだろうか。

米国防総省と中国人民解放軍は互いに全面戦争を想定した準備、戦略構築を進めている。米国はエア・シー・バトル戦略を採用し、空と海からの攻撃で中国を抑止する計画を立てている。中国側も習近平(シー・ジンピン)政権発足後、軍に対する訓話で「実戦」「戦いに勝利」といった文言が目立つようになった。

2つの超大国が平和的に共存しながらも、その軍隊は全面戦争の準備を推進している。私たちは今、そうした奇妙な時代を生きている。こうした情勢は危険だ。来年は第一次世界大戦開戦100周年だが、この戦争は一つの誤解が世界を戦争に巻き込んだことを忘れないようにしよう。(翻訳・編集/KT)

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