“世界一のパン職人”呉宝春さんの映画化作品がプレミア上映=ライチを使ったパンで世界王者に―台湾

Record China    2013年7月18日(木) 14時10分

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17日、台湾が生んだ“世界一のパン職人”呉宝春さんを描いた映画「世界第一麥方」のプレミア上映が、台北市で行われた。写真は呉宝春さん(中央)。

2013年7月17日、台湾が生んだ“世界一のパン職人”呉宝春(ウー・バオチュン)さんを描いた映画「世界第一麥方」のプレミア上映が、台北市で行われた。NOWnewsが伝えた。

2010年にパリで開催された世界的な製パンコンテスト「マスター・ド・ラ・ブーランジュリー」でチャンピオンに輝いた呉宝春さん。台湾原住民の酒である小米酒と、台湾名産のライチを使った出品作は受賞後、オンライン購入が数カ月待ちという大ブームを巻き起こした。

台湾南部の町・屏東(ピンドン)の郊外で1969年に生まれた呉さんは、“世界一のパン職人”になるまでに長い道のりがあった。12歳の時に父親が他界し、8人の子供を抱える母親に楽をさせたいとの思いから、中学卒業後に台北市でパン職人の道に入った。そんな彼のサクセスストーリーを描いたのが映画「世界第一麥方」。ドラマ「ハチミツとクローバー〜蜂蜜幸運草〜」などで知られる若手俳優リー・グオイー(李國毅)が、呉さんを演じている。

19日の公開を間近にした17日、台北市でプレミア上映会が開催された。呉さんによると、自分を育て励まし続けてくれた母親がどのように描かれているか、それが最も気になったとか。受賞をきっかけに国民的ヒーローとなった呉さんだが、現在はシンガポール国立大学に留学し、EMBA(エグゼクティブ経営学修士)取得のため学生生活を送っている。「人生は勉強の連続」「苦労を苦労と思わないのが何より大切」と、彼なりの人生観を語っている。(翻訳・編集/Mathilda

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