Record China 2013年7月19日(金) 9時42分
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17日、財団法人日本語教育振興協会が発表した資料によると、中国人留学生が減少し、ベトナム人・ネパール人留学生が増加している。資料写真。
2013年7月17日、華字紙・日本新華僑報によると、日本の財団法人日本語教育振興協会は2013年4月入学の留学生のビザ発給状況などに関する調査結果を発表した。
注目すべきはベトナムとネパールの留学生が大きく増加していることで、2012年度のベトナム人留学生は907人だったが、2013年度には5倍以上に増え、4725人となった。ネパール人留学生は487人から1457人と約3倍に増加している。
東日本大震災と領土紛争の影響から、中韓の留学生は2010年から減少傾向にあり、留学生全体の数も減少していた。このため、各教育機関は東南アジアの留学生募集に力を入れ始めている。
地域別に見ると、2012年4月入学の九州地方の留学ビザ発給件数は972件だったが、2013年には1702件と倍増した。出身国の内訳は、中国が428人、ベトナムが660人、ネパールが449人となっており、これまで中国の留学生が主だったのが大きく変化している。
これまで、日本の教育機関で学ぶ留学生は中国人が多数を占めていたため、指導方法も中国の学生に配慮したものだった。今後はベトナムやネパールなど非漢字圏の国の留学生がますます増えることが予想され、漢字の指導方法を確立することが急務となっている。(翻訳・編集/北田)
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