Record China 2019年9月18日(水) 19時20分
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中国からタイのチェンマイ動物園に貸与されていたジャイアントパンダのチュアンチュアンが16日、突然死亡した。写真はチュアンチュアン。
中国からタイのチェンマイ動物園に貸与されていたジャイアントパンダのチュアンチュアン(創創)が16日、死亡した。17日、中国メディア・頭条新聞の中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウントが死因について指摘すると、中国のネットユーザーからは多くの反応が寄せられた。
2003年にメスのリンフイ(林恵)と共にタイに渡り、09年には赤ちゃんをもうけたチュアンチュアンは、同動物園の人気者で、先月には19歳の誕生日を祝う催しが行われたばかりだった。16日午後、チュアンチュアンは竹を食べた直後に突然倒れ、呼吸が停止して死亡した。
中国側は専門家を派遣して死因の特定を急いでいるが、頭条新聞は「窒息死と見られる」と指摘。また、中国メディア・封面新聞は17日の記事で、「死亡後にチェンマイの動物病院で撮られたレントゲン写真では、気管に白色の物体が写っていた」と報じた。
頭条新聞の投稿には、中国のネットユーザーから「かわいそうに。天国でゆっくり休んでね」「胸が痛い。異国の地で死んでしまうなんて」といったコメントが寄せられている。
また、14年の9月にはメスのリンフイについて「廉価で硬い竹を与えられたせいで歯が劣化している」と中国やタイのメディアが報じていたこともあり、チュアンチュアンの死を受けて、「中国国内のパンダが食べているような、柔らかい竹を与えられていなかったんだろう」「割り箸みたいな竹を食べて、喉につまらせちゃったのかな。ひどすぎる」「育てられないのなら、貸与なんて受けないでほしい」といった批判の声も上がった。
このほか、「タイではゾウも観光資源として虐待されている。動物を大切にしない国だ」「中国はタイとのパンダ研究協力をやめるべき」「残されたリンフイも、早く中国に返してもらおう」といったコメントも見られた。(翻訳・編集/岩谷)
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