Record China 2013年7月23日(火) 19時10分
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21日、中国で行われた生態文明国際フォーラム2013年度会議のPM2.5分科会で、「中国は現在PM2.5による汚染が世界で最も深刻だ」と専門家が指摘した。
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2013年7月21日、生態文明国際フォーラム2013年度会議のPM2.5(微小粒子状物質)分科会で、「中国は現在PM2.5による汚染が世界で最も深刻だ」と中国の専門家が指摘した。中国新聞社が伝えた。
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中国工程院や中国環境化学研究院、北京大学などの専門家が中国の大気汚染とその対策・予防、PM2.5発生原因やその管理・監督について議論を行った。2012年以降、中国では多くの省や市で深刻なスモッグが発生し、一部地域ではきわめて高いPM2.5値を記録した。
中国環境化学研究院の柴発合(チャイ・ファーホー)副院長はメディアの取材に「中国のPM2.5汚染は世界で最も深刻だ」と語り、過去に大気汚染が最も深刻だとされたロンドンでもPM2.5は1立方メートルあたり10〜20マイクログラムなのに対し、北京では高い時には90マイクログラムに達し、広州などでも50マイクログラムと高い値を示したと話した。
中国気象局の特別顧問で中国工程院院士の丁一匯(ディン・イーフイ)氏は1961年の中国の平均視程は4000〜1万メートルあったが、現在は2000〜4000メートルにまで落ち込んでいるとし、大気汚染の発生が慢性化する傾向にあると指摘した。この他、清華大学などの専門家から地域と産業、政府が一体となって予防対策に努める必要があるなどの意見が出された。(翻訳・編集/岡田)
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