Record China 2019年9月23日(月) 13時50分
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18日、中国メディア・環球時報は、「日本人は『古着』をファッショナブルに着こなす」と題した記事で日本の古着文化を紹介した。資料写真。
中国メディア・環球時報は18日、「日本人は『古着』をファッショナブルに着こなす」と題した記事で、日本の古着文化を紹介した。
記事は、「原宿から表参道までの道にはたくさんの店が並んでいるが、その中には古着店も多い。それらの店は大体メンズとレディース両方の商品を扱っており、服はまるで新品のようでありながら値段は驚くほど安い」と紹介した。
続いて、「日本では昨年、『古着ブーム』が巻き起こった。20~30歳過ぎくらいの女性が古着屋の主な客層だが、古着屋めぐりが趣味の人は中年やお年寄りにもいる。以前の日本では世界的なブランドがやはりファッションの中心だったが、ここ2年の間に日本人の意識には変化が生じ、他人が着用した服を着ることに対する抵抗はますます少なくなってきた。古着は他の服とも合わせやすく、飽きれば再び売ることもできる。自分の好みに合わせて新たなニュアンスを演出することができるのだ」とした。
さらに、「下北沢では、特徴のある個性的な服やブランドを何でも見つけることができる。レアな服も少なくなく、その価格は新品より高くなる場合すらある」と説明した。
また、「“新しいもの”はこれほどにもたくさんあるのに、なぜ多くの人々が“古いもの”を追い求めるのだろうか?そこには好みの問題がある」とも指摘。「日本の若者にとって、古着とは一種の文化を代表するものであり、キャラクターへの奇妙な没入感のような感覚を与えてくれる。多くの古着に見られるデザインや複雑な刺繍といった技術は今では存在しない。古着はそのものの価値に加えて、月日が積み重なったことによって生まれた価値をも凝縮しているのだ」とした。
記事は、「日本には『もったいない』の精神がある。節約を重んじ、浪費を嫌う。日本人の古着好きは、生活に浸透している『もったいない』精神と切っても切れないだろう」と指摘。スマートフォンを通した古着の売り買いや、和服などのリメークが流行していることにも言及した。(翻訳・編集/岩谷)
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