“フィリピンの島しょを奪おうとしている”と対中抗議デモ、国内矛盾の転嫁狙う―中国メディア

Record China    2013年7月25日(木) 11時20分

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24日、中国広播網は記事「“フィリピンの島しょを奪おうとしている”と対中抗議デモ、国内の矛盾の転嫁狙う」を掲載した。フィリピン系移民が世界各地で反中抗議デモを呼びかけている。資料写真。

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2013年7月24日、中国広播網は記事「“フィリピンの島しょを奪おうとしている”と対中抗議デモ、国内の矛盾の転嫁狙う」を掲載した。

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24日、オーストラリア・メルボルンでフィリピン系移民による反中抗議デモが行われた。南シナ海問題の緊張を受け、フィリピンの民間団体が世界各地でのデモを呼びかけている。昨年5月、8月にも同様の呼びかけがあり、各国の中国大使館前でデモが行われた。

24日のメルボルン・デモの参加者は約500人。参加者数は多くはないが、中国に与える影響は小さなものではない。その目的は第一に国際社会での同情を勝ち取ること、第二にフィリピンは国連海洋裁判所で提訴しているが、審理を有利に進めるためのムードづくりだ。

ところがフィリピンのアキノ大統領は22日、年次報告書を発表したが、過去3年間の統治の成果を強調したのみで南シナ海問題には一切触れていない。専門家は反中デモをあおる背景には国内の不満をそらす目的があると分析している。(翻訳・編集/KT)

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