王菲らしさ満載の「我和我的祖国」MVが話題に

人民網日本語版    2019年9月27日(金) 13時50分

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7つのストーリーからなる映画「我和我的祖国」はこのほど人気歌手フェイ・ウォンが歌う同名の主題歌のMVを公開した。

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7つのストーリーからなる映画「我和我的祖国(My people,my country)」はこのほど人気歌手・王菲(フェイ・ウォン)が歌う同名の主題歌のMVを公開した。同MVでは王菲が歌う、中国人にとってはお馴染みの愛国ソング「我和我的祖国」に合わせて、市井の人々が新中国成立から現在まで、この70年間で目にしてきた歴史的瞬間が次々と映し出されている。北京青年報が報じた。

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華夏電影発行有限責任公司が製作する「我和我的祖国」は、陳凱歌(チェン・ カイコー)が総監督、黄建新(ホアン・ジエンシン)がチーフプロデューサーを務め、陳凱歌、張一白(チャン・イーバイ)、管虎(グァン・フー)、薛暁路(シュエ・シャオルー)、徐■(■は山へんに争。シュウ・チェン)、寧浩(ニン・ハオ)、文牧野(ウェン・ムーイエ)の監督7人が1部ずつ担当して、新中国成立から70年間に経験した人々の記憶に残る7つの歴史的瞬間と、その背後にあるあまり知られていない市井の人々と祖国が運命を共にして歩んできたエピソードを再現している。公開予定日は9月30日。

王菲が歌う「我和我的祖国」のMVには、映画で再現されている7つの歴史的瞬間のシーンが納められており、この70年の間に一つ一つ築き上げてきた成果を描いている。そして、大きく歴史が動いた瞬間を経験し、自分の目で見、それに参加した人が次々と登場し、一般の人々が歴史的瞬間に歓喜してきた様子が描かれている。

1949年 10月1日に北京で行われた中華人民共和国の成立を宣言した式典・開国大典で国旗がスムーズに掲揚されるよう、その背後で夜も眠らずに、一分一秒を争って必死に作業した人々、1964年に実験に成功した中国初の核兵器を研究開発し、自分の青春、恋愛を犠牲にして国防テクノロジー事業のために自分の身を捧げてきた大勢の英雄たち、1997年に、1分1秒も遅れずに香港地区が中国に返還されるように努力奮闘した外交官、国旗を掲揚する人、香港地区の警察、庶民たち、2008年に開催された北京五輪開催中、はるばる北京にやって来た四川大地震で両親を失った子供に、貴重な五輪開幕式のチケットをプレゼントした北京のタクシードライバーなど、人々の心から決して消えることのない感動のシーンが次々に描かれ、感動の一作となっている。

ネットユーザーからは、「『我和我的祖国』は、良く知っている曲だが、王菲が歌うととても新鮮味があり、特別な感じがする。いつの間にか1日中口ずさんでいた」や「目頭が熱くなった」、「聞いて涙がこぼれた。とても美しい曲だ」、「王菲がこの曲を歌うと、娘がお母さんのために歌っているような感じ」、「この曲は、女の子が、『すごく目立つことをする必要はない』と?お母さんに訴えかけているようだ」など、絶賛する声が寄せられている。

有名な音楽評論家・盧世偉氏は、「王菲が『我和我的祖国』を歌うと、聞いている人はゆったりと幸せな生活に浸り、酔いしれた気持ちになる。王菲はこの曲を歌う時も、独特の味わいある歌唱法を用いている。この曲を歌う場合、厳かで恭しく、勇ましさをともなったオペラ風の歌唱法を用いる歌手がほとんどだ。しかし、王菲の場合、そうした重々しさはなく、聞いている人をリラックスさせ、温かい気持ちにさせてくれ、とても親しみがあり、独特の曲風となっている」と評価する。(編集KN)

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