武器輸出を拡大する中国、ロシアを抜く可能性も―米華字メディア

Record China    2019年9月29日(日) 18時10分

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28日、米華字メディアの多維新聞は、「武器輸出を拡大する中国、ロシアを抜く可能性も」とする記事を掲載した。資料写真。

2019年9月28日、米華字メディアの多維新聞は、「武器輸出を拡大する中国、ロシアを抜く可能性も」とする記事を掲載した。

記事は、米CNBCが26日、「世界第2の防衛費支出国である中国が主要な武器輸出国に」と報じたことを紹介した。

それによると、CNBCの記事はまず、「3月に発表されたストックホルム国際平和研究所(SIPRI)のデータによると、過去5年間、中国は米国、ロシア、フランス、ドイツとともに世界最大の武器輸出国の1つだった。これらの国は、輸出された武器の総量の4分の3を占めている」と伝えた。

記事は続いて、「07年以降、中国から武器を多く輸入している上位3カ国は、パキスタン、バングラデシュ、ミャンマーの順だ。この3カ国はすべて、中国の世界的な開発戦略である『一帯一路』の一部だ」とし、アナリストらが、中国は特に「一帯一路」のパートナー諸国への武器輸出を拡大し続ける可能性が高いと指摘していることを伝えた。

そして、米シンクタンク、ランド研究所のアナリスト、Timothy Health氏の「中国の武器と装備の品質が向上し、ロシアの防衛産業が萎縮し続ける中、中国は近い将来、国際市場でロシアに取って代わる可能性が高い」との見方を紹介した上で、「SIPRIのデータによると、ロシアの武器輸出が過去5年間で減少している一方で、中国の輸出は増加している」と伝えている。(翻訳・編集/柳川)

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